Gangsta blac

メンフィス。元three-6-mafiaメンバー。その後離脱、ソロ。

Down south flava

もうメンフィス最高ですね。ダークさ、チキチキメンフィスバウンス。2001年作品。

1.somebody いきなりチキチキシンコペに軽〜いスネア音、バスドラ多用。何よりウワモノ使いがツボ!!ストリングがメインでこっそりパイプオルガン。超ダーク。ラップも巧い。

2.nobody corsses me

よくあるピアノ使いだけど音階が珍しい。低音強すぎ笑 高音から入るラップは堂々。単語の頭文字をシャウトしラップが続くという王道パターンにやられる。

3.2n da morn

激しくエレキをフューチャーした曲。ウワモノはすべてギターで構成されていて、エッジの効いた鋭いリフにバウンシーなラップ。撥ねまくり。

4.tell’em wassup

どうってことない曲なんだけど、金属質なウワモノにリズム。そのリズムが凝っていて、スネア連打。バックビート部分でいちいち連打されるスネアは濃い!!ポッセカット的要素がある。3rdバースの最初でベースが途切れるんだけどなんとも言えず曲が展開される。

5.what can I say

イントロからの歌にやられた後気づくのはベース音がめっちゃでかい!!これでもかくらいでかい。

で、曲がスロウだからとっても気持ちいい。落ち着いたラップを見せるblacとフックでの歌は最高にグルーブしてる。ちなみに歌は誰か不明。

6.gitty up ‘bout ya hog

もうこれぞメンフィスなドロドロスロウバウンス。荘厳な重苦しい鐘の音とチキチキがマッチしてる。フックの低音念仏もよし。メンフィスの底力をみた。

7.don’t give a f@#K

知ったこっちゃねえぜ!!ってタイトルでイントロのバスドラ連打でキタキタキター!!フックのドゲヴァファッ!!もお決まりですな。お決まり過ぎて楽しい。

8.world’z thickest click

中途半端ですね。不協和音なウワモノはピアノじゃなくて違う音にして欲しかったな。軽すぎます。

9.cowardz in the south

Criminal Maine & Project Playazをフューチャーした作品。イントロを聴いた瞬間に「これは…メンフィスクランクがくる!!と予期させるフレーズ。ガツガツしたフロウもきてます。やっぱポッセカット好きだ。

10.run up on it

イントロからの「run up on it,if you want it」ってフレーズいい。ダークなウワモノにかなり低い音でたまに入るピアノがきいてる。その後

入ってくるストリングもバッチリ。ラップは言わずもがな。

11.south in ya mouth

面白い音階のサンプリング。とゲストはHaystak & Street Flava!!ヘイスタックきちゃいましたね。

ワウワウの効いたメロディーと「しかしこのラッパー、ノリノリである」レベルのblacのテンションの高いラップには舌を巻く。フックのスクラッチもかっこいい。

12.shake’em off

マイアミベース的な軽い曲。しかしトラックがいいからヤバい。3連譜でラップするとこなんかかなり。

歌うようにラップするが、どこかで聞いたような…ピティーパブロかな。彼、消えちゃいましたね。

13.on it all

哀愁ギターで始まる。メロウかな、と思ったらblacのラップ全然メロウじゃなくて面白い。リズミカルなラップは最初から最後まで続く。2ndバースのラッパーの声があまりよろしくない。

14.T.A.Y.L.O.R made nigga

うーん…別に。

15.gettin’real buck

最後もあんまり…な曲。最後ガッツリ〆て欲しかったな。

13までの流れが神過ぎる一枚。

 

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